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老後の保険を見直そう

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個人年金保険には、一定期間年金を受取るタイプと、一生涯受取るタイプのものとがあります。

公的年金で賄えない老後の生活の不足分を補いたいという目的であるならば、一生涯受取ることのできる終身個人年金や、保証期間付きの終身個人年金を選ぶのがよいでしょう。

個人年金保険は、つまり、長生きに対しての経済的リスクを保証してくれる保険です。

ですから一定期間しか保証されないものでは、公的年金の上乗せを考えるには不十分になってしまいます。

しかし、終身個人年金は医療または死亡保険が付帯しているのが一般的で、被保険者が亡くなると基本的には年金受給は終了してします。

個人年金保険は長生きするほど得をしますが、逆に早くに亡くなると損になるという仕組みになっているのです。

また個人年金保険のなかには単純に積立てるだけのものもありますが、変額個人年金といって少々仕組みが複雑なものもあります。

そもそも変額個人年金は「銀行や証券会社」という金融機関や年金保険と死亡保障機能をセットにして商品化する「保険会社」、または投資信託を運用する「資産運用会社」で扱っています。

実際に支払って積み立てているわけですが、もちろん支払いが発生するまでの期間はそれぞれの機関で運用されているわけですし、そういう意味では銀行の定期や投資に似ています。

こういう金融商品になってくると手数料が発生しており、変額個人年金保険のセット型では手数料率は年2%~3%台後半と高額の手数料が含まれているのです。

したがって保険料も高額であり、相続税対策や将来の安心にはなりますが、割高なものになってしまうのです。

保険会社側の問題点というのもあります。

保険会社が医療保険とセットしている年金保険の中の死亡保障には実は弱点があるのです。

死亡保障の中には、死亡給付金か運用積立金のいずれかの高い金額のほうを最低保障の死亡給付金として支払う提示があるものもあります。

これはセットアップ機能またはラチェット機能などと呼ばれていますが、これは保険会社にとって財務を圧迫しかねません。

実際にアメリカで、下落した株式相場の影響で、変額個人年金保険を扱う大手保険会社の財務が悪化し、中には日本市場からも撤退した外資系の保険会社もあります。

この変額年金保険は死亡給付金にステップアップ機能をつけることで、保険会社にとって財務を悪化させかねない商品にもなってきます。

このような問題点がどのように私たちの老後に影響を及ぼすかは様々ですが、そのような点も考慮して将来の保障を選びたいですよね。

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